2011/06/28
私は5歳でピアノを始めて、大学を卒業するまでずっと
クラシックを勉強してきました。
卒業後しばらくして、「JAM、即興音楽」というものに出会います。
テーマ、コード進行だけが決まっていて、その場で即興で演奏する音楽です。
ジャンルはジャズだけでなく、ロック、ブルース、ファンクなど様々な音楽に出会い、演奏してきました。
それまで既存の楽譜を忠実に再現する音楽ばかりを弾いていた私には、ものすごく新鮮で、
みるみるのめり込んでいきます。
今までに一緒に演奏した楽器は、ベース、ドラムの他に、ギター、テナーサックス、パーカッションです。
先日も北参道のストロボカフェというところでワンマンライブをさせていただきました。
人前で演奏するということから離れていた時期もあったのですが
自分たちの音楽を、お客様に聴いていただき、
その場の気持ちを共有し、笑顔で「よかったよ!」と言ってもらえるなんて、こんな幸せなことはありません。
あらためて音楽を続けてきて良かったとしみじみ感じます。
クラシックはすべての音楽の基本となる音楽で、
基礎を長い間かけて真剣に勉強したからこそ、今、また新たなジャンルの音楽に取り組めていることを幸せに思います。